2015年1月23日金曜日

関口さんはマグロ

「”相方”とは、一緒に物事をする人」と辞書にあった。



一緒に物事をする。
月刊の場合、物事とは「歌とかネタとか」になるだろう。
でも、私が一緒に舞台に立って相手役として演じることは、ない。

今のところ。



今のところ、というのは”人生、先のことはわからない”という思いがあるのと、私こんどうは、元々舞台役者だったという過去があるからだ。
その私が、なぜ舞台役者をやめて本書きになったか?というのは、また場を改めて書くとして。




関口さんとの関係は【大学の後輩→友人→数々の職場で同僚→相方】という遍歴。


この歴史の中を見るだけでも数々の逸話があるのだが、私は兼ねてより





関口さんはマグロ









だと思っている。
止まると死ぬ生き物なのだ。きっと。






パパ・タラフマラというカンパニーでパフォーマ−として世界中を回っていたかと思えば、いつの間にか結婚をし、出産も経験し(2人も!)、いよいよ芸能事務所に所属した。
(この間もずっと、隙間をぬうようにして月刊をやり続けている)





関口さんから「芸能事務所に所属する」と聞いた時、






厳しいと言われる芸能界でやっていけるだろうか。
悪い人にだまされたりしないだろうか?
スキャンダルをつかまれたらどうしよう?
大御所の方に睨まれて肩身の狭い思いをしたらどうしよう?
バッシングとかに耐えられるだろうか?





などとはまったく考えなかった

心配、不安、戸惑い、ゼロ。
これからいよいよ、面白いことになるな、と思った。









最近、どんどんと活動の幅を広げ、これからどうなるかとても楽しみにしている。



初めてまじまじと彼女が所属する事務所のホームページを見たのだが
非常に面白かった。



関口さんのプロフィールだけ、なんだか異色。
こんな関口さん、見たことない。。。)



月刊でこの感じを出すなら、どんなキャラになるだろうか?
と妄想しながら眺めてみたら、ますます面白くなった。






彼女単体の活躍っぷりが見たい方は、こちらをどうぞ!
関口満紀枝Blog



荒波に揉まれて、もっともっと面白く美味しくなれー!




2015年1月22日木曜日

大衆演劇だましい


月刊 関口満紀枝=お酒を飲みながら、笑って泣けて、気軽に観れる。



こんなモットーで作っとりますが

それって
大衆演劇っぽくね?



と思ってました(イメージで)






ドキュメンタリー番組とかでありますよね?



「チビ玉奮闘記」などのタイトルで


大衆演劇の一座にうまれた子が
両親、親戚や仲間と一緒に
大きなバスで各地を移動しながら
時には厳しい稽古に涙し
時には友達との別れを乗り越え
芸を磨きながら大人になっていく

みたいな番組!



思わず感情移入しちゃって。
「全部、あとで振り替えるといい経験になるからね!
立派な役者になるんだよぉ」
と涙しちゃうような。


ファンがたくさんいて、お客様に温かく見守られていて、決めポーズや流し目がくると「待ってました!」となる
あの一体感。



月刊も、そんな感じになるといいなぁ、なんてひとり妄想していたわけで。





なかなか実物を見る機会がなくここまできましたが、
こないだチャンスが巡ってきたんですよぉーーー



ジャン!


劇団    菊



バス旅行のスケジュールの中に組み込まれていて
半ば強制的に
芝居小屋にぶっこまれ。



戸惑ってるうちにどこからともなくアナウンスがはじまりました。




「たぁいへん〜〜
ながぁらくぅぅう〜
おっまたせぇぇーぇ〜
いたしぃーまぁーしたぁぁぁぁ。


げっきだぁん、き〜く〜
歌謡しょぉぉおーーー
幕あけでぇぇございまぁ〜すーー」





独特の節回しのアナウンスが響く中、幕があがり
揃いの浴衣を着た若い衆が登場!




すかさずアナウンス。

「花形ぁーあ〜

ゆぅーやぁ〜〜〜!

拍手っっ

拍手のタイミングも教えてくれます、親切。


雄哉さんの華やかな舞の後


ジャン!


「ざっっちょおぉぉーお!(座長)

りゅっっせぇいぃ〜!(流星)

気合い充分。抑揚がつきすぎて何を言ってるかわからん。



流し目っ!きらっ( ̄+ー ̄)





続いて、ちびっこ登場。


見事な腰つき。

なんと


お母さんの生歌に合わせて。
(カラオケでしたが、めっちゃうまい。。。。)






その後もどんどん演目は続く。



耳に残るアナウンスに気をとられ、
早着替えして次々に舞う演者さんに見惚れてるうちに





全員集合のフィナーレ!






いやー
見応えありました。
こんな機会がなかったら
観ることなかったわぁー。





写真にはないけど
おひねりいっぱい
演者さんの胸元にねじこまれてました。


もちろん、ちびっこにも!
(おひねりいただいたお客様には多めに目線を送っていて、さすがでした)






初めての大衆演劇鑑賞。
お客様に楽しんでいただく工夫だらけ、だった(u_u)
”月刊”にいかしていきたい、演出ばかりでした。





大衆演劇だましい、しかとうけとめましたよ。















まきえが採用してくれるかは、わからないけど。




2015年1月14日水曜日

”暮らし”にドラマがあるのよね




久々に小説を読みました。
「昨夜(ゆうべ)のカレー、明日のパン」



著者、木皿泉(きざら いずみ)というのはペンネームなんだって。
夫婦でドラマの脚本を共同執筆しているらしい


「やっぱり猫が好き」の脚本も手がけてたんだって。
好きだったなぁ、このドラマ!


味わい深い顔つきの女優が3人でセリフを掛け合うと
まるでアドリブみたいに聞こえた。
ま、もちろんのこと、ちゃんと脚本があったわけだ。


長女 かや乃→もたいまさこ
次女 レイ子→室井滋
三女 きみえ→小林聡美

そして、猫。


みんな生き生きしててさ。
本当にこういう姉妹いそう、って思えて
毎回楽しみにしてた。



あ。
「やっぱり猫が好き」の話になっちゃった(^_^;)



今回読んだ本も、「やっぱり猫が好き」同様、一話完結。
それぞれの登場人物が繋がっていて
読み進めるごとに人間関係の相関図が見えてくる。

ある人の違った一面が、別の話の中で描かれていたり
小さなエピソードとして描かれていた出来事が
次の話の軸になっていたり。



何気なく読み始めたこの本。
電車で読んでた時、何度か、本を閉じて深呼吸しなきゃいけなくなった。


いいセリフ、書くんだなぁ〜、木皿泉!!


さすが脚本家。


情景描写も、イメージが膨らむ感じですごくいいし
その世界観で発せられるからこそ効く、という
名セリフがいっぱい。

時にはっとさせられたり、胸の奥の方があったかくなったり。
1冊読み終わった時、ほっこりするのに爽快感もあって、
私の好きな空気が漂っていた。

きめきめのおしゃれなセリフ、ではないのに
その人が言うとリアリティがあって、
その人らしくて、嘘がない。




壮大なストーリー、ではないけれど
そこには人の暮らしがあり
様々な思いがあり
口に出せない言葉があり
そして、毎日を愛おしむ姿があった。




「やっぱり猫が好き」
「昨夜のカレー、明日のパン」
”暮らし”が描かれている。



私たちが過ごす普通の毎日が
本当は当たり前ではなく
偶然や適当が
奇跡的に重なり合って生み出されるんだなと
再認識した。






小説、書きたくなっちゃったなぁ〜。







2015年1月1日木曜日

2015年、明けました!


明けましておメェ〜でとうございます!
ひつじ年、2015年に突入しました( ´ ▽ ` )ノ


本年は”月刊  関口満紀枝”にとって
とても意義深い年となります。


2015年はこれまで以上に
サービス精神に溢れた
満笑ネタをお届けしていきたいと思っております。


春にはアニバーサリー的な公演を計画ちう。


最新情報はこちらで更新してゆきますので
気長に(^_^;)
お待ちください。



本年もよろしくお願いいたします!





女優芸人   関口満紀枝
構成作家   こんとも